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医学部志望 大阪の予備校情報
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海外チーム猛追に対抗
 文部科学省は、山中伸弥・京都大教授が開発した「万能細胞」(人工多能性幹
細胞=iPS細胞)研究を支援するため、他大学を含めた専門家が活躍できる国
内研究拠点を、京大に整備する方針を決めた。人材や研究資金が豊富な欧米など
海外研究チームの猛追を振り切り、日本がiPS細胞を利用した再生医療の実現
で先陣を切るには、オールジャパンの体制が不可欠と判断した。

 iPS細胞の研究拠点は、京大が今年10月に開設した、「物質―細胞統合シ
ステム拠点」(中辻憲夫拠点長)の一部に位置づける。同拠点は、再生医学研究
などの分野で世界最高水準の研究機関を目指し、今後10年間で約250億円の
資金を投入する。
医学部 受験 予備校 個別指導
 iPS細胞の研究拠点は、山中教授をリーダーとし、全国の再生医学研究の第
一人者が、それぞれの所属のまま利用できる共同利用施設にする。新たな施設、
設備を確保し、iPS細胞を目的の細胞に変化させる技術や安全性確認検査など
関連分野の研究を重点的に行い、iPS細胞研究の先行性を生かす。

 山中教授は今月7日、渡海文科相に面談し、万能細胞研究者らでつくるiPS
細胞研究チームを1チーム結成し、「研究者がチームワークをはぐくむための合
宿所」のような研究拠点の整備を要請。渡海文科相も全面支援を約束していた。


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 福田康夫首相はなんのために政治をしているのか。自身の政権と自民党の生き
残りのためか。国家、国民のためではないのか。こう問うのには理由がある。ま
ず、薬害C型肝炎への鈍い対応だ。

 12月10日の参院決算委員会で首相は同件について「この件についてはあま
りよく知らない」「(12月13日の)大阪高裁の和解案を待って対応したい」
と答弁した。

 薬害C型肝炎については厚労省の地下倉庫で発症者418人のリストが5年間
も放置されていたことが10月に公表されたばかりだ。肝炎は一日も早い治療開
始が重要だ。肝硬変・肝ガンを発症してからでは間に合わない。だからこそ、症
例を把握していながら、本人に通知しようと考えた厚生官僚がただの一人も存在
しなかったことに、私たちは心底驚いた。すでに死亡した患者も多く、患者にと
っては命を左右する喫緊の問題だ。にもかかわらず、首相は一連の事情を「よく
知らない」のだそうだ。国民への思いに欠けること甚だしい。

 また、13日、つまり今日、正式に示される大阪高裁の和解案を待つとはこれ
また奇妙なことだ。なぜなら1週間前の12月6日に、大阪高裁は同案の内容を
原告患者側にも通達済みで、それは基本的に国側の主張を反映したものだからだ。

 国の主張は東京地裁の判決を基にしており、骨子は以下の3点に絞られる。
(1)投与された薬剤によって救済患者を選別する。薬害C型肝炎は非加熱血液
製剤のフィブリノゲンおよび第九因子製剤を原因とするが、国はフィブリノゲン
製剤による感染患者のみを救済する(2)投与の時期によって選別する(3)前
記2項目の基準から外れた患者については一括の救済金で解決する。

 国のこの和解案に沿った内容が大阪高裁の案だ。当然、国はその内容を知って
いる。にもかかわらず、首相はなぜ高裁の判断を待つと言うのか。まさかこの問
題を政権の支持率アップに利用しようというのではあるまい。

 患者側は薬剤の種類や投与時期による線引きを断固拒否し、「全員一律救済」
を主張してきた。高裁和解案を拒否するのは明らかだ。原告団が今日の大阪高裁
案に強く反発し、仮にそこで首相が全員一律救済を“政治決断”すれば、それが
“劇的”な効果を発揮し、福田政権への好感度が高まるとでも考えているのだろ
うか。

 首相は11月1日、舛添要一厚生労働相に「国民の目線で人命を大事にすると
いう原点を踏まえ」対処せよと指示した。国の医療行政の間違いも認めた首相が
患者救済の意思を表明したのだ。その点は評価する。しかしその言葉と裏腹に、
首相の現実の対応は、明らかに患者よりも、自身や役所の都合を優先するものだ。

 首相の肝炎対策は2002年9月のことを連想させる。小泉純一郎首相の初め
ての平壌訪問のとき、拉致被害者の家族は訪朝前に首相に面会し心情を訴えたい
と願った。それを「心静かに首脳会談に臨むために会わないのがよい」と言って
拒絶したのが、当時の官房長官、福田氏だった。

 拉致被害者救出のために訪朝する総理大臣が、家族に会って実情を把握するこ
とが、なぜ許されないのか。誰のために何のために訪朝するのかを思えば、家族
との面談拒否は本末転倒だった。

 福田氏はまた、2002年10月に帰国した蓮池薫さんら5人の大人を1週間
ほど日本に滞在させ、北朝鮮に戻し、拉致問題に区切りをつけ、日朝国交正常化
交渉を開始しようともくろんだ。その他の拉致被害者は“死亡”したと言っては
ばからなかった。

 明らかに福田氏の政治も外交も国民を見ていない。氏の視界にあるのは官僚群
だ。氏の心を動かすのも官僚の理屈である。

 そのことは公務員制度改革への福田政権の圧力にも明確だ。同改革の柱の一つ
が天下り根絶を目指して制度設計されつつある「人材センター」である。7月以
来議論を重ねてきた有識者懇談会に対して、10月26日、官房副長官の二橋正
弘氏が指示書を出した。明記されたのは3点。(1)「人材センターの組織はで
きるだけ早期に民間出身者が過半数となる」「副センター長をはじめとする幹部
は民間から登用する」などの表現を削除せよ(2)本懇談会の今後の取り扱いに
ついては言及するな(3)「その他」については削除せよ-である。

 (1)の指示は、センターへの民間人登用を排除し、官僚たちの思い通りに運
営したいということだ。(2)は、報告書をまとめたあとは懇談会は直ちに解散
し、その後の運営に口をはさませないということだ。(3)の「その他」は天下
りを繰り返すいわゆる「渡りの即時禁止」などなのだが、それを削除させて官僚
が「渡り」を続けられるようにしようということだ。

 こうしてみると、福田政権は国民の利益のために働いていない。国内政治にお
いてそうなら、北朝鮮や中国外交においても国益を実現していけるはずがない。
首相よ、猛省せよ。そのうえで国家国民のためにこそ、働け。
放射線医学総合研究所(千葉市)は11日、インフルエンザ治療薬「タミフル」
が体内に吸収された後、脳などにどのように移動するかを連続的に観察できる方
法を開発したと発表した。

 タミフルの生体内の動きを追跡できたのは世界で初めて。医学部 受験 実験
にはラットを使った。タミフルを服用した若者や幼児の異常行動が報告されてい
る。人間に応用できれば、因果関係の有無を解明する有力な手段になると期待さ
れる。

 放医研は、タミフルの分子に放射性物質を付けた薬剤を開発。この薬剤をラッ
ト5匹に与え、陽電子放射断層撮影(PET)装置で観察したところ、体内のタ
ミフルの動きをとらえることができた。脳には、20分後に投与量の0・15%
が入りこむこともわかった。従来は、大量のタミフルを与えたラットを解剖して
調べていた。PETは感度が高く、通常の服用量で生きたまま調べられるため、
正確な分析ができるという。

  発展途上国などで毎年200万人の命を奪っているマラリアのワクチンを開
発するため、愛媛大学と米国、豪州の研究機関がチームを組んだ国際研究プロジ
ェクトが4日から始動した。 11年までにワクチンの候補になるたんぱく質を
探すという。


医学部 受験  チームは愛媛大と米ペンシルベニア大、豪ウォルター・エリザ
ホール医学研究所の研究者で結成=写真。 チームはこの日、マイクロソフトの
ビル・ゲイツ会長が設立したゲイツ財団から約3億8千万円の研究費の助成を受
ける契約を結んだ。


  マラリアのワクチンを作るには、マラリアの遺伝子情報を元に作られるたん
ぱく質が必要だが、人工的に作るのは非常に難しいとされてきた。


医学部 受験  愛媛大には、大腸菌などを使う従来の方法では合成できなかっ
たたんぱく質も作れる「コムギ胚芽(はいが) 無細胞法」 という技術がある。
 チームは同法を利用してマラリアの遺伝子から様々なたんぱく質を作り、その
中からワクチンに使えるものを動物実験などで確かめるという。


秋田のジュンク堂書店、滑り出し好調
JR秋田駅前に11月30日オープンした「ジュンク堂書店秋田店」。開店して
初めての日曜日となる2日、レジカウンターは何冊もの本を持った客で行列が出
来た。同店が入る秋田フォーラスは相乗効果で他の店も売り上げを伸ばしている
という。


 妻や3人の娘と一緒に訪れた大仙市刈和野の医師(51)は語学の本や児童書
など23冊買った。「幅広いジャンルの本がそろっていて、家族で来ても楽しめ
る」と満足そうに話した。


 三丸晋店長によると、オープンから2日間の売り上げは1200万円。趣味や
マナー本などの実用書や、理工書や医学書などの専門書がよく売れているという。
「予想を上回る売り上げです。週末は家族連れが多く、児童書も売れました」


 秋田フォーラスの西昌夫館長によると、同店以外の約80の店舗でも、約10
%売り上げを伸ばしたという。「今まで少なかった中高年層にまで客層が広がっ
た。相乗効果で客足を伸ばしたい」と期待している。

出産の時に産婦が使う寝床のことを「産褥」(さんじょく)という。関連して、
分娩(ぶんべん)の際に生じた傷に細菌が感染して起こる病気は「産褥熱」と呼
ばれている。この予防法が発見されたのは、19世紀半ばだった、というのだか
ら、医学の発達の割には産科医療は遅いなあ、という感想をもってしまう。

で、 医学部 受験 その予防法とは「手を洗う」というまったく初歩的な習慣
だった。これはイグナツ・ゼンメルヴァイズという医師による発見で、彼のおか
げで、当時、10~30%も発生していた産褥熱が、1%台前半にまで減った。
その後、パスツールらが細菌研究へと向かい、根本原因に至ることになる。
ハンガリーの首都ブダペスト。王宮の丘の南の麓にある 医学部 受験 「ゼン
メルヴァイズ医学歴史博物館」(写真)。産婦人科医であり、産褥熱の原因を発
見したイグナツ・ゼンメルヴァイズ博士の業績を記念した作りの建物になってい
る。

レギュラーコメンテーターの「ある麻酔科医」さんが、先日産科医についてコメ
ントされたのを読んで「そうだった、ブダペストには、世界的に著名な産科医が
いたんだ!」と、思い出し、早速見学して来た。偶然、7月1日は博士の誕生日
に当たる。

アプロード通り1-3番。博物館へは、 医学部 受験 トラム19番下車する。
博物館となっているこのバロック・スタイルの建物は、元々ゼンメルヴァイズ博
士の生家であり、かつて博士が開業していた場所。建物の威容から、博士が裕福
な家庭に育ったことがわかる。
さて、ゼンメルヴァイズ博士といっても、一般にはなじみがないけど、1818
年7月1日生まれ。父はジョセフ・ゼンメルバイズさんで、リッチな商人だった。
今博物館となっている大きなお屋敷以外に、二つの屋敷を保有していたそうだ。
家系は16世紀のオーストリアのキスマルトンという村にまでさかのぼり、ハン
ガリーでは、ヒエックと呼ばれるドイツ系の少数派グループに属した。
ゼンメルヴァイズ博士は中等教育でも極めて優秀な成績を修め、ペストの大学で
哲学を、オーストリアのウィーンで法律を、それぞれ2年間学んだ。父親のジョ
セフは、軍法法廷の判事になることを望んでいたようだが、ゼンメルヴァイズ博
士は、法律を学んだ後、医学部に登録してしまった。大学の産婦人科で契約助教
授などをしていたが、特定の教授から、しばしばアカディミック・ハラスメント
を受けて、不遇だったようだ。
彼の業績は、産褥熱の予防なのだけど、この予防法を発見するには、日常の医療
においていくつかのヒントがあった。たとえば、産科病棟によって、産褥熱によ
る死亡率が異なるのはなぜか? 調べてみると、トレーニング中の産婆さんが扱
った妊婦には、ほとんど産褥熱が発生していないけど、それはなぜか? そんな
風に次々と発想をもらい突き止めて行くと、最終的には、死亡した妊婦を病理解
剖した後、医師が、よく手を洗わずに、その手で別の妊婦の出産を扱い、血管感
染していくという結論に至った。
当時、病理解剖が非常に盛んで、手を洗わず患者に触れるという、今では考えら
れない不衛生なことが現実には行われていたのだ。

しかし、予防法を発見したものの、ゼンメルヴァイズ博士は、すぐに国内の学術
雑誌に発表しなかった。 医学部 受験 仲間内の医師だけに知らせて、最小限
の情報公開となった。後年、彼はさまざまな検証を経た結果を著作に表して、欧
州内の医学者らに読んでもらったが、しばらくは相手にもされなかった。科学的
に因果関係を説明できかねたからで、後にパスツールらの細菌研究による証明を
待たねばならなかった。そのため彼の業績が認められない期間、残念にも、多く
の産婦が死んでいくことになった。

ゼンメルヴァイズ博士が、産褥熱の原因に気づくきっかけとなったのは、ひょん
なことからだった。博士がベニスに数週間滞在しているときに、同僚医師が病理
解剖の際、自分の手を切ってしまい、死亡した。ゼンメルヴァイズ博士は、後日
その解剖報告書を見て、症状があまりにも産婦たちが死亡する症状に似ているこ
とに気づいた。「夜も昼も、私は、死んだ同僚が脳裏から離れなかった」と、後
年、博士は書いている。そして「死体からのもの(細菌)が、血管のシステムの
中に入ったのか」と共通の死因に気づいた。

博士の功績は、 医学部 受験 予防のための原因発見という単純なものだった
けど、救った人命は膨大な数にのぼる。「母親たちの救世主」と呼ばれるのは当
然だ。ただ、博士の生涯を読んだ限りでは、博士の人生の終焉は悲惨であったこ
とが心に痛む。

アルツハイマー病にかかり博士は施設に収容されたという。1865年、ナイフ
による小傷がきっかけで、傷口が膿(うみ)始め、最期は、産褥熱と同様に細菌
感染による敗血症のためなくなった。短すぎる47歳の生涯であった。
Material : ミントBlue 忍者ブログ [PR]